先日実家の母から、「近隣で火事があったので、防火ガラスにしようかな。」なんていう電話をもらったと思ったら、今日は朝からワイドショーで、昨日あった経堂駅そばのマンション火災のニュースをずっとやっている。私の好きなレポーターの安部さんが、たまたまその現場に通りかかり、発生から消防車が来て消火活動を始めるまで、緊迫のレポート。外出していた住民が戻ってきて、火元の部屋に愛犬たちが残っていると取り乱している様子も映し出されていた。うちにもチワワを2匹飼っているから、他人事とは思えない。テレビでは火元の部屋ばかり映されているが、たまに映る全景では、私は犬が居るのであろう部屋のバルコニーばかりを気にしてしまった。

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防火ガラスなんて今まで全く気にしたことはなかったが、ガラスってそんなに火に弱いものなんだろうか。火元の部屋は窓が開いているのかガラスが割れたのか、火と煙がもうもうと出ている。この火や煙が上の部屋の犬たちを襲うのだろうか。レポーターの阿部さんは状況ばかり繰り返し伝えているけど、マンションの躯体自体が真っ黒に煤けているくらいだから、ガラスはとうにダメになっているのだろうか。

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消化後の映像に切り替わり、先ほど取り乱していた住民がしかと犬を2匹、抱えている。同居人と思える人ももう1匹抱いている。良かった。犬たちは無事だった。延焼は免れたのだ。それは防火ガラスのおかげだったのだろうか。火元の鎮火がもう少し遅れていたら、上階の部屋もダメだったのだろうか。

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実家は一戸建てだから、隣家の火事と言っても多少の距離はある。しかしうちだったら、今日のニュースの現場と変わらないようなマンションだ。壁も薄いし天井も低い。下や隣の部屋から火が出たら、窓を伝って火が来てしまうかもしれない。窓ガラスを防火性の高い物に交換するということを、初めて意識した事件だった。